『プリニウスⅢ』 ヤマザキマリ、とり・みき 25-314-3710
皇帝ネロに対して全く忖度することのないプリニウスは、このままローマにいては自分の命が狙われるかもしれないと考え、再び旅に出ようとしています。でもエウメネスは、素直についていくことができません。
動物というのは生まれたときから自分自身の性質による自覚を持っているものだ・・・
あるものは走力を、あるものは泳力を、そしてあるものは飛翔力を、だが人間だけが教育に頼らなければ何ひとつ知ることもできない。
確かに学問や教養が大事であるということはわかるけれど、それだけではどうにもならないことが世の中には多過ぎるとエウメネスは感じていたのです。プリニウスは確かに素晴らしい人だけれど、自分はその考え方についていけるのか? このまま書記の仕事をしてくことに疑問を感じてしまったのです。
そんなエウメネスに、こんな言葉を掛けてくれた人がいました。
あなたがあの方の書記をしているのはその足掛かりとなる事、決して意味のないことではない。
エウメネスは、再びプリニウスの一行と共に旅することを決意したのです。
そして、ポンペイまでやってきました。そこで見たのは、余りにも不思議なこと、水道の水が枯れ、海からは巨大なタコが水揚げされ、林の中に温泉が湧いていたのです。
15. ガイア
16. ウニコルヌス
17. ブッルス
18. アンナ
19. アッピア
20. カンパニア
21. セリヌム
3710冊目(今年314冊目)
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