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    (by 本田宗一郎)

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『やりたいことが見つかる世界の果てのカフェ』 ジョン・ストレルキー 26-5-3764

Sekainohate

やりたいことがみつかる 世界の果てのカフェ
The Cafe on the Edge of the World

ジョン・ストレルキー
John Strelecky

鹿田昌美(しかた まさみ)

ダイヤモンド社

米国 2020

 渋滞を回避するために高速道路から外れた道を走っているうちに迷ってしまったらしい。もうガソリンもなくなってきた。イライラし続けて忘れていたのだが、お腹もすいていた。ここらで少し休みたいと思ったところで、やっと見つけたカフェ。席に着き、メニューを裏返してみると、「お待ちのあいだ、次のことについて考えてみてください」という見出しの下に3つの質問が書かれていたのだ。

あなたはなぜここにいるのか?

あなたは死を恐れるか?

あなたは満たされているか?

 

 「あなたはなぜここにいるのか?」がなぜか「わたしはなぜここにいるのか?」に変わったとき、わたしはドキッとした。

 わたしがここにいるのは、誰かに「ここにいなさい」と言われたわけではない、では、わたし自身がここにいようと決めたのか?

 なぜわたしは、ここにいるのか? どうして他の場所ではないのか?

 

 あなたは満たされているのか? いや、わたしは満たされていない。では、何が足りないのか? 何が欲しいのか? 

 この頃、何かが欲しいと真剣に考えたことがない。せいぜい空腹だから何か食べたいという程度の欲しかない。

 本当に欲がないのか? そんなはずはない。

 どうもわたしが欲しいのは「もの」ではないらしい。わたしが欲しいのは「どこかへ行きたい」とか、「ひとりでボーっとしたい」とか、自分だけの時間が欲しいということであるような気がする。

 どうして、それが手に入れられないのか?

 わたしは何故、じっと待っているのだろう? ただ待っていたって、何も起きないというのに。 

 

 そうか、とにかく動き出すことなんだな。まずは一歩踏み出してみよう。

3764冊目(今年5冊目)

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