『決定版 2001年宇宙の旅』 アーサー・C. クラーク 26-57-3816
先日、久し振りに映画「2001年宇宙の旅」を「午前十時の映画祭」で観てきたんですが、前に見たときとはだいぶ違う感じがしたので、原作も読んでみることにしました。
モノリスによって類人猿が道具を使うようになるシーンが、映画版ではすぐに道具(骨)を手にするのに対して、小説版では少しずつ道具を使えるようになっていくところが面白かったです。
月でモノリスが発見され、木製へ調査へ出かけるディスカバリー号内で、ボーマン船長とフランクが、人工知能のHAL9000の行動に疑惑を持ち、それがHALに知られて、という展開なのですが、人間2人とHALの心理戦がとっても怖いなぁと思いながらも、もしかして、HALがやきもち焼いたのかなぁなんて思ったりもして。
何度か登場するモノリス、そのたびに大きさが違うのですが、1:4:9の比率の直方体だということを、小説を読んで初めて知りました。このモノリスが何なのかというのが、良くはわかりません。地球を監視しているのか? 何か指示を与えているのか? それとも?
映画と小説は、別物だと聞いてはいたけれど、確かに違います。映画ではよくわからなかった部分が具体的に語られています。
そして、最後に思ったんですけど、HALが狂ったという判断で物語が進みましたけど、本当に狂っていたんでしょうかね?
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