『もののけ屋 4 四階フロアは妖怪だらけ』 廣島玲子 26-36-3795
庄司くんは、突然現れた「たまちゃん」に、化け野ホテルに連れてこられてしまいました。「なんで、こんなところへ?」と訴えたら、実は「もののけ屋」が捕まってしまい、ここに閉じ込められているっていうんです。そして、彼を救えるのは庄司くんだけだって言われて、「そんなのムリです!」って言っても聞き入れてもらえず、相棒の月丸と一緒に救出活動をすることになりました。
・化け野ホテル(ばけのほてる)
・いつぞやの青足(いつぞやのあおあし)
・秘守のいまはむかし(ひもりのいまはむかし)
・厄食いのはじまり(やくぐいのはじまり)
・目憑き(めつき)
・古森の子供(ふるもりのこども)
・オーナー室
今回は、7つの話がずっとつながっています。ホテルの4階の部屋にいた「もののけ」たちは、何だかかわいそうな子ばっかりなんです。この子たちを助けていくことで「もののけ屋」にたどり着けるということだけを信じて、庄司くんは奮闘します。
「もののけ」の生い立ちを調べていくと、貧乏や病気などだけじゃなく、孤独とかいじめとか不安とかが積もりに積もって「もののけ」になっちゃうです。その正体をわかってみると、みんな寂しいんです。
「もののけ屋」から借りた子を、大事にしている人もいるんですよ。そういう人は幸せな人生を送っています。「もののけ」を友達として大事にする気持ちがあれば、決して怖いものではないってことなんですね。
どんなに悪い「もののけ」でも、ちゃんと供養してあげれば成仏できるし、「もののけ屋」さんに大事にしてもらえれば幸せに暮らせるんです。人間にも「もののけ」にも、愛が必要ってことなんですねぇ。
3795冊目(今年36冊目)
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