『いもうとのデイジー』 エイドリア・カールソン、ライナス・クルチ 26-82-3841
いもうとのデイジー
My Sister, Daisy
エイドリア・カールソン 作
Adria Karlsson
ライナス・クルチ 絵
Linus Curci
松浦直美(まつうら なおみ) 訳
NetGalleyJP
おにいちゃんは、可愛いおとうとのことを、とても愛しています。でも、ある日、「自分は女の子で、デイジーと呼んでほしい」と言われてしまったのです。急にそんなこと言われても、おにいちゃんは困ってしまい、両親と話をしました。ふたりは、これからは「デイジーといういもうと」になることを認めていました。そうか、ぼくもデイジーって呼ばなくっちゃ! とは思っても、よくわからないんです。
急に「いもうと」って言われても、あの可愛い「おとうと」が、いなくなってしまったような気持ちになってしまうんです。おにいちゃんは気持ちの整理がつきません。
「生まれたときに男の子だと勘違いされたけれど、本当は女の子だ」と娘から知らされた
この本は、作者の実体験から生まれました。
そうか、男の子だと思っていたのは、見た目だけで判断していたからだったんだね。ちゃんと自分のことを説明できる歳になって、自分の事を勘違いしないでねって、この子は言っているんだ。ということがわかって、「勘違いしていて、ごめんね」と思えたのだそうです。
自分が女の子なのか、男の子なのか、それとも、どっちでもないのか、それは自分で決めることだものね。誰かに押し付けられることじゃなんだものね。
こんなおにいちゃんの気持ちを、これから同じような体験をするかもしれない人に伝えたくて、この本を書いたのだそうです。
おにいちゃんが最初に感じた「どうしよう」という気持ち、これはとても自然な気持ちだと思います。だって、この子が生まれたときからずっと「おとうと」として見てきたんだから。でも、本人がそういうんだから、そっちが正しいんだね。それに、「おとうと」だろうが「いもうと」だろうが、なかよしのきょうだいであることに変わりはないんだもの!
#いもうとのデイジー #NetGalleyJP
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