『トラとミケ 7』 ねこまき 26-147-3906
杏子さんは、母親の奈津子さんとずっと疎遠だったのだけど、母親が亡くなって、独身の杏子さんは自分ひとりになっちゃったと気がついたんです。そんな杏子さんを励ますためにサツキさんが選んだのは、トラとミケのお店で一緒に時間を過ごすことでした。
お母さんが遺した実家に戻って来たけど、仕事がうまくいかなかったり、淋しかったり、ついついネガティブな発言をしてしまう杏子さんを励ますために奮闘するうちに、サツキさん自身も寂しいんだなってことが分かってきます。親子ほども歳が離れたふたりだけど、いつの間にか親友になっていました。そして、ひとり暮らしでは広すぎる家に住む杏子さんは、サツキさんに「一緒に住みませんか」と提案したのです。
杏子さんとサツキさんのように、気が合う同志で暮らしていくって、これから増えるんじゃないかしら。それに「トラとミケ」のお店が近所なのもいいわよね。家族がいなくったって、地域の仲間がいれば心強いもの。杏子さんも、すっかり「トラとミケ」の常連さんになりました。
3906冊目(今年147冊目)
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