『エントラーダの子どもたち』 エレン・オー 編 26-234-3993
移民の国アメリカの、とある街に建つ古い6階建てのアパート「エントラーダ」。
ここには、中南米、中東、インド、フィリピン、韓国など、様々なルーツをもつ家族が暮らしています。11~13歳の子どもたちの夏休みの物語を、世界中の国や地域にルーツをもつ12人のアメリカ人作家が書いています。
・「ライラ・スークラル」 トレーシー・バティースト(トリニダード・トバゴ)
・「レニー・アーロノフ」 アダム・ギドウィッツ(ロシア系ユダヤ)
・「トゥンパ・ライ」 サヤンタニ・ダスグプタ(インド・ベンガル地方)
・「ロウ・チェン」 アンドレア・ワン(中国)
・「ヤニエル・フェルナンデス」 アドリアナ・クエバス(キューバ)
・「アミーラ・ダウード」 ジャスミン・ワーガ(中東)
・「アンヘル・ナバロ」 デイヴィッド・ボウルズ(メキシコ)
・「デザレイ・レネイ・デイ」 オルグベミソラ・ルデイ・パーコヴィッチ(ジャマイカ)
・「エミ・ヒガシ」 デビー・ミチコ・フローレンス(日本)
・「ハオ・グエン」 ミン・レー(ベトナム)
・「ペイシー・メルカード」 エリン・エントラーダ・ケリー(フィリピン)
・「アレックス・キム」 エレン・オー(韓国)
子どもたちは、他の家の子や学校での生活は英語ですけど、それぞれの家の中では自分の故郷の言葉も話しています。大人が何人もいる家庭だと自然に覚えてしまうのですが、両親とも仕事で忙しいような家であれば、同郷の人たちから言葉を教わっていることもあります。
スペイン語では「オラ」、韓国語では「アンニョンハセヨ」、タイ語では「サワディー」
だから、このアパートに住む子どもたちは、いくつもの言語で「こんにちは」が言えるんです。
どの話でも、それぞれの出身地の料理を作ったり食べたりするシーンがたくさん登場します。おかあさんやおばあちゃんが作るふるさとの味で子どもたちは育ちます。友達の家で、ごはんをご馳走になったり、お土産に手づくりのクッキーを作っていったり、そんなお付き合いをしてるから、子どもたちは、いろんな国のおいしいものに、どんどん詳しくなってます。
最後の持ちよりパーティ(ポットラックパーティー)はいいですねぇ。同じアパートに住んでいても、知らないことだらけのお隣さんたちと、おいしいものを食べながらおしゃべりするのって、とっても楽しそう。
餃子とか、春巻きのようだけど、その国独自の味になっているものもあれば、写真を見てもどんな味なのか想像もつかないようなお料理がたくさん登場してきます。特にチャンポラドというもち米をチョコレートで煮込んだおかゆ(フィリピン)って、興味津々!
3993冊目(今年234冊目)
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