『おれのなまえはイッパイアッテナ ルドルフとイッパイアッテナ外伝』 斉藤洋 26-216-3975
これまでの「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズは、ルドルフが書いてきました。でも、今回はイッパイアッテナが書きました。ルドルフにも語ったことがない、彼の半生のお話です。
気がついたときには、たったひとりだった彼は、名前もない子ネコでした。いろんな土地を歩いて、いろんなネコに出会い、いろんなことを覚えて、もちろん人間の言葉も覚えて、いろんな人からいろんな名前を付けられて、今のイッパイアッテナがいるんです。
いろんな苦労をしたけど、それを若いルドルフに自慢なんかしちゃいけないって、イッパイアッテナは考えています。そういうカッコ悪いことはしたくないし、自分でやった体験じゃないと身につかないって思ってるんだろうなぁ。
日野さんに出会ったことで、イッパイアッテナの生き方が変わったということは、いつだったか話に出てきたけど、それを本当に感謝してるんだということが、この本の中でよくわかります。教養を身に着けるということは、大事なことよ、ネコにとっても、人間にとっても。
だから、ルドルフとイッパイアッテナの話は、まだまだ続いて欲しいのです。
3975冊目(今年216冊目)
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